親知らずの抜歯

親知らずとは

親知らず(おやしらず)とは、大臼歯(大人の奥歯)の中で最も後ろに位置する歯であり、第三大臼歯が正式な名称で、智歯(ちし)とも呼ばれています。全員が生えてくるわけではなく、生えてこない方も多くいらっしゃいます。また、まっすぐに生えずに斜めに生えたり、埋まっていたりするケースも存在しています。

親知らず治療のメリット・デメリット

メリット

・ 親知らずが原因で痛みなどが起こる可能性を防ぐことが出来る
・ 親知らずが原因で歯並びが悪くなることを防ぐ
・ 親知らずを抜くことでブラッシングがしやすくなり、虫歯や歯周病の予防になる
・ 親知らずが原因の磨き残しによる口臭を防ぐ

デメリット

・ 抜歯後、数日間顔が腫れる可能性がある
・ 抜歯後、1ヶ月ほど食べ物が抜歯後の穴に詰まることがある

当院の親知らず治療の特徴

痛みの少ない治療

当院では、親知らず治療においても、痛みの少ない治療を心がけております。表面麻酔、麻酔液の温度、極細の麻酔針、注入時間をかける事により麻酔時の不快感をほぼゼロで行っておりますので、痛みに弱い方も安心して治療を受けることが出来ます。

腫れにくい治療

可能な限り短時間で治療を行うことにより、術後の腫れを最小限に抑えます。また、当院では横向きに生えている親知らずも抜歯いたしますが、難易度の高い抜歯については、大学病院の口腔外科にご紹介することも可能です。

親知らず治療の流れ

1 診察にて親知らずの状態を確認する

診察とレントゲン撮影を行い、親知らずの状態を確認し、患者様にご説明いたします。
腫れや炎症が生じている場合は洗浄・消毒し、抗生剤を処方いたします。

2 抜歯

腫れや炎症がなくなった状態で、極力痛みを抑えて麻酔を行い、抜歯いたします。治療時間は30分程度~1時間程度になります。

3 抜歯後の消毒と確認

抜歯した翌日に抜歯した部位の消毒と治癒の確認をします。

4 抜糸

抜歯後約1週間後に抜糸をし、治療終了です。